WH-1000XM5とWH-1000XM4の違いを調べていると、「新しいXM5を選べば間違いないのか」「安いXM4でも十分なのか」と迷いますよね。
結論からいうと、ノイズキャンセリングや通話性能、新品の買いやすさを重視するならWH-1000XM5、折りたたんで持ち運びたい人や、状態の良い製品を安く購入できる人ならWH-1000XM4が候補です。
ただし、バッテリーはNC ONならどちらも最大30時間で、音質も単純にXM5が上とは言い切れないなど、スペック表だけでは分かりにくい違いもあります。
この記事では、ノイズキャンセリング・音質・通話・携帯性・バッテリー・接続機能・2026年現在の価格と販売状況まで比較し、あなたならどちらを選ぶべきか分かりやすく整理します。
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WH-1000XM5とWH-1000XM4の違いは?結論から比較
WH-1000XM5とWH-1000XM4の違いを先にまとめると、ノイズキャンセリングや通話性能を重視するならWH-1000XM5、折りたたみや価格を重視するならWH-1000XM4が候補です。
すべての面でWH-1000XM5が上位というわけではなく、持ち運びやすさなどWH-1000XM4ならではのメリットも残っています。
まずは、購入判断に直結しやすい違いだけを一覧で確認してみましょう。
| 比較項目 | WH-1000XM4 | WH-1000XM5 | どちらが向いている? |
|---|---|---|---|
| ノイズキャンセリング | デュアルノイズセンサー+QN1 | 8個のノイズ検出用センサー+QN1+統合プロセッサーV1 | XM5 |
| 音の傾向 | 迫力を感じやすいという評価 | 明瞭さや音の分離を感じやすいという評価 | 好みで選ぶ |
| 通話性能 | 5つのマイクと音声信号処理 | 4つのビームフォーミングマイクとAIによる音声分離 | XM5 |
| 重量 | 約254g | 約250g | ほぼ同等 |
| 折りたたみ | 本体を折りたためる | XM4のような折りたたみ構造ではない | XM4 |
| NC ON時のバッテリー | 最大30時間 | 最大30時間 | 同等 |
| Bluetooth | 5.0 | 5.2 | XM5 |
| 2026年の販売状況 | 生産完了 | ソニーストアで販売確認 | 新品ならXM5が選びやすい |
こうして並べると、WH-1000XM5は単純なデザイン変更ではなく、ノイズキャンセリングと通話性能を中心に進化した後継モデルだと分かります。
特に静かな環境をつくりたい人や、ヘッドホンをオンライン会議でも使いたい人にとっては、WH-1000XM5の進化が購入理由になりやすいでしょう。
一方で、WH-1000XM4は本体をコンパクトに折りたためるため、旅行や出張でバッグへ収納するときには扱いやすいモデルです。
たとえば機内持ち込みのバッグにヘッドホンを入れる場合、数グラムの重量差よりも「どれだけ小さく収納できるか」のほうが重要になることがあります。
WH-1000XM5のほうが新しいから、あらゆる用途でWH-1000XM4より優れていると考えるのは避けたほうがよいでしょう。
また、2026年8月現在はWH-1000XM5も最新モデルではありません。
ソニーからは2025年5月16日にWH-1000XM6が発売されているため、最高性能を最優先する場合はXM6も比較候補になります。
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それでもXM4とXM5で迷っているなら、判断軸はそれほど複雑ではありません。
新品の買いやすさ、ノイズキャンセリング、通話品質を優先するならXM5、折りたたみ携帯性や安く購入できることを優先するならXM4という考え方が基本です。
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ノイズキャンセリング・音質・通話品質の違い
WH-1000XM4とWH-1000XM5で体感差につながりやすいのが、ノイズキャンセリング、音質、通話品質です。
なかでも仕組みとしての世代差が大きいのはノイズキャンセリングと通話性能で、音質については単純な上下関係ではなく好みも関係します。
ここでは、数字だけを見て誤解しやすいポイントも含めて整理します。
| 項目 | WH-1000XM4 | WH-1000XM5 |
|---|---|---|
| ノイズ検出 | デュアルノイズセンサー | 左右4個ずつ計8個のノイズ検出用センサー |
| ノイキャン処理 | QN1 | QN1+統合プロセッサーV1 |
| 自動最適化 | パーソナルNCオプティマイザーなど | オートNCオプティマイザー |
| ドライバー | 40mmドーム型 | 専用設計30mmドライバー |
| 対応コーデック | SBC・AAC・LDAC | SBC・AAC・LDAC |
| 通話処理 | 5つのマイクと音声信号処理 | 4つのビームフォーミングマイクとAIによる音声分離 |
ノイズキャンセリングと通話性能はWH-1000XM5が優位
ノイズキャンセリングを最優先するなら、仕組みの違いからWH-1000XM5を選びやすいです。
WH-1000XM4は、ヘッドホンの内側と外側に配置したセンサーを使うデュアルノイズセンサーテクノロジーと、高音質ノイズキャンセリングプロセッサーQN1を搭載しています。
WH-1000XM4の時点でも高性能な構成ですが、WH-1000XM5ではノイズを拾う仕組みがさらに強化されています。
WH-1000XM5は左右4個ずつ、合計8個のノイズ検出用センサーを搭載し、QN1に加えて統合プロセッサーV1を組み合わせています。
これは、周囲の騒音をより多くのポイントから拾い、それを処理して打ち消す仕組みと考えると分かりやすいでしょう。
たとえば窓を1カ所だけ開けて外の音を確認するより、複数の窓から周囲の様子を確認するほうが状況をつかみやすい、というイメージに近いです。
さらにWH-1000XM5にはオートNCオプティマイザーが搭載されています。
髪型や眼鏡、ヘッドホンの装着状態、気圧などに合わせてノイズキャンセリング特性を自動で最適化する仕組みです。
電車や飛行機、カフェなど周囲の雑音が気になる場所で使う機会が多いなら、ノイズキャンセリングを強化したWH-1000XM5が有力です。
ただし、実際にどこまで静かに感じるかは騒音の種類や装着状態によって変わるため、どんな環境でも一定の差が出ると断定することはできません。
通話品質についても、WH-1000XM5では処理方法が大きく変更されています。
WH-1000XM4は本体内蔵の5つのマイクと高度な音声信号処理を使い、話している人の声を拾う仕組みです。
WH-1000XM5は4つのビームフォーミングマイクに加え、5億サンプルを超える機械学習から構成されたアルゴリズムを利用して、声と環境ノイズを分離します。
ビームフォーミングとは、狙った方向の音を重点的に拾う技術のことで、たとえるならカメラのピントを声の方向へ合わせるような仕組みです。
XM4は5マイク、XM5は4マイクだからXM4のほうが通話性能が高い、という比較は正確ではありません。
重要なのはマイクの個数だけではなく、どのように声と周囲の雑音を判別して処理するかです。
オンライン会議や屋外での電話が多い人なら、こうした音声分離技術が強化されたWH-1000XM5を優先候補にしやすいでしょう。
音質はWH-1000XM4の迫力とWH-1000XM5の明瞭さで好みが分かれる
音質については、WH-1000XM5が必ずWH-1000XM4より高音質だと断定するより、それぞれの音の傾向を理解して選ぶのがおすすめです。
WH-1000XM4は40mmのドーム型ドライバーを搭載しているのに対し、WH-1000XM5は30mmの専用設計ドライバーを採用しています。
数字だけを見るとWH-1000XM4の40mmのほうが高性能に見えるかもしれません。
しかしWH-1000XM5では、カーボンファイバーコンポジット素材を使った専用ドライバーなどが採用されているため、ドライバー径だけで音質の優劣を判断することはできません。
実機を比較した第三者レビューでは、WH-1000XM4は音の迫力を感じやすく、WH-1000XM5は楽器やボーカルの分離、定位、明瞭さを感じやすいという評価があります。
これは主観を含む評価なので、すべての人が同じように感じるとは限りません。
たとえば低音の厚みや勢いを楽しみたい人ならWH-1000XM4を好む可能性があり、ボーカルや細かな楽器の音を追いたい人ならWH-1000XM5を好む可能性があります。
一方、基本的な高音質機能には共通点も多く、両モデルともLDACやDSEE Extremeに対応しています。
LDACは、対応機器とのBluetooth接続で多くの音声情報を伝送できるコーデックで、ワイヤレスでも高音質を狙うための技術です。
DSEE Extremeは、圧縮された音源をAI技術などを使って補完する機能と考えると分かりやすいでしょう。
ノイズキャンセリングと通話性能ではWH-1000XM5の世代差が明確ですが、音質は「XM5が絶対に上」ではなく、自分が好きな音の傾向まで含めて選ぶのがポイントです。
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装着感・携帯性・バッテリー・接続機能の違い
装着感や基本機能だけを見るとWH-1000XM4とWH-1000XM5には共通点が多いものの、持ち運び方にははっきりした違いがあります。
特に重要なのは、約4gという重量差よりも、WH-1000XM4は本体を折りたためるのに対し、WH-1000XM5はXM4と同じようには折りたためないことです。
バッテリーもWH-1000XM5が全面的に上位というわけではないため、持続時間・充電時間・急速充電を分けて比較していきましょう。
| 比較項目 | WH-1000XM4 | WH-1000XM5 |
|---|---|---|
| 重量 | 約254g | 約250g |
| 本体の折りたたみ | 対応 | XM4のような折りたたみ構造ではない |
| NC ON時 | 最大30時間 | 最大30時間 |
| NC OFF時 | 最大38時間 | 最大40時間 |
| フル充電時間 | 約3時間 | 約3.5時間 |
| 急速充電 | 10分で最大5時間再生 | 10分で最大5時間再生、USB PD条件下なら3分で最大3時間再生 |
| Bluetooth | 5.0 | 5.2 |
| 対応コーデック | SBC・AAC・LDAC | SBC・AAC・LDAC |
| マルチポイント | 対応 | 対応 |
持ち運びやすさは折りたためるWH-1000XM4が有利
本体重量はWH-1000XM4が約254g、WH-1000XM5が約250gなので、スペック上はWH-1000XM5が約4g軽くなっています。
ただし、約4gの差はヘッドホン全体の重量から見ると小さいため、携帯性を判断するときは収納方法にも注目したほうが分かりやすいです。
WH-1000XM4にはスイーベル&折りたたみ構造が採用されており、イヤーカップ部分を内側へ折りたたんで付属ケースへ収納できます。
一方、WH-1000XM5はイヤーカップを平らにできますが、第三者による比較ではXM4のようにヘッドバンド側へコンパクトに折りたたむ構造ではないとされています。
その代わりWH-1000XM5では、中身が入っていないときにキャリングケース自体を薄くできる設計が採用されています。
つまり、WH-1000XM4はヘッドホン本体を小さく収納しやすいのに対し、WH-1000XM5はケースを使い終わったあとにかさばりにくくする方向の工夫が施されているわけです。
旅行でたとえるなら、XM4は折りたためる衣類のようにバッグへ詰めやすく、XM5は着用しているときの快適さを重視したジャケットのような違いと考えるとイメージしやすいでしょう。
通勤・旅行・出張でヘッドホンを頻繁にバッグへ入れるなら、折りたためるWH-1000XM4には2026年現在でも明確なメリットがあります。
装着感については、WH-1000XM5にソフトフィットレザーと無段階スライダーが採用されています。
ソフトフィットレザーは、頭部への圧力を抑えながら密閉性や装着安定性を高めることを狙った素材です。
重量もWH-1000XM5のほうがわずかに軽いため、長時間装着する用途ではXM5の設計に魅力を感じる人もいるでしょう。
「XM5は軽いから携帯性も必ず上」と考えないことがポイントです。
装着した状態での軽さと、バッグへ収納するときのコンパクトさは別の要素なので、自分がどちらを重視するかで評価が変わります。
バッテリー性能は大差なく、急速充電はWH-1000XM5が便利
バッテリー持続時間は、ノイズキャンセリングをONにした状態ならWH-1000XM4とWH-1000XM5のどちらも最大30時間です。
普段からノイズキャンセリングを使う人にとっては、連続再生時間だけを理由にXM5へ買い替えるほどの差はありません。
ノイズキャンセリングをOFFにすると、WH-1000XM4は最大38時間、WH-1000XM5は最大40時間となり、XM5が2時間長くなっています。
一方、フル充電に必要な時間はWH-1000XM4が約3時間、WH-1000XM5が約3.5時間です。
満充電までの時間だけなら、WH-1000XM4のほうが約30分短いことになります。
そのため「新しいXM5だからバッテリー関連はすべて上位」と考えると、実際の仕様とは少し違います。
WH-1000XM5が便利なのは、短時間で充電したい場面です。
WH-1000XM4は10分の充電で最大5時間再生でき、WH-1000XM5も通常の急速充電では10分で最大5時間再生できます。
さらにWH-1000XM5は、USB PD対応ACアダプターなど所定の条件を満たすと、3分の充電で最大3時間再生できます。
朝の出発直前にバッテリー切れへ気づいたような場面では、この3分充電が便利です。
バッテリー持続時間そのものはXM4とXM5で大差ありませんが、短時間の充電で使いたい人にはWH-1000XM5のUSB PD急速充電が強みになります。
接続機能についても、基本部分は両モデルでかなり共通しています。
Bluetoothの規格はWH-1000XM4が5.0、WH-1000XM5が5.2ですが、音質に関係する対応コーデックはどちらもSBC・AAC・LDACです。
2台のBluetooth機器へ同時接続できるマルチポイント接続も両モデルで利用できます。
たとえばパソコンで動画を見ている途中にスマートフォンへ着信があったとき、接続先を毎回設定し直す手間を減らせます。
そのほか、話し始めると音楽を止めて外音を取り込むスピーク・トゥ・チャットや、ヘッドホンを外したことを検知する装着検出も両モデルで利用できます。
マルチポイントやスピーク・トゥ・チャットを「XM5だけの新機能」と思って選ぶ必要はありません。
接続方法では違いがあり、WH-1000XM4はNFCによるワンタッチ接続に対応しています。
WH-1000XM5ではGoogle Fast PairやWindowsのSwift Pairが公式に案内されており、対応機器との初期設定を簡単にする方向へ変化しています。
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2026年現在の価格と販売状況ではどちらを買うべき?
WH-1000XM4とWH-1000XM5を2026年に選ぶなら、性能差と同じくらい重要なのが販売状況です。
WH-1000XM5はソニーストアで販売を確認できる一方、WH-1000XM4はすでに生産完了と案内されています。
そのため、カタログ上の価格差だけを見るのではなく、新品・旧在庫・中古のどの条件で購入するのかまで考えて比較する必要があります。
| 比較項目 | WH-1000XM4 | WH-1000XM5 |
|---|---|---|
| 2026年8月9日時点の状況 | 生産完了 | ソニーストアで販売確認 |
| ソニーサイト上の価格表示 | 47,300円(税込)の表示あり | 56,100円(税込) |
| 新品の入手性 | 流通在庫によって異なる | 比較的判断しやすい |
| 中古購入 | 価格次第で有力候補 | 条件次第 |
| 購入判断のポイント | 価格・状態・在庫を確認 | 新品購入の安心感と性能を重視 |
新品で安心して買うならWH-1000XM5が選びやすい
2026年8月9日の調査時点で、WH-1000XM5はソニーストアに56,100円(税込)と表示され、出荷案内も確認されています。
新品で購入したい人にとっては、販売状況を把握しやすいWH-1000XM5のほうが選択しやすい状況です。
さらに、これまで比較してきたようにWH-1000XM5はノイズキャンセリングや通話性能で世代差があります。
価格だけでなく、性能と新品の買いやすさまでまとめて重視するなら、WH-1000XM5を選ぶ理由は十分にあります。
特に数年間使うことを前提にしている場合は、数千円の価格差だけではなく、購入時の製品状態や保証なども含めて考えたほうが安心です。
新品で購入し、ノイズキャンセリングや通話性能も重視するなら、2026年時点ではWH-1000XM5が選びやすいモデルです。
ただし、WH-1000XM5もシリーズの最新機種ではなく、2025年5月16日にWH-1000XM6が発売されています。
XM4とXM5の価格差が小さいかどうかだけでなく、予算に余裕がある場合はXM6との価格差まで確認しておくと選びやすくなります。
WH-1000XM4は生産完了のため中古・旧在庫の価格次第
WH-1000XM4は、2026年8月時点でソニー公式商品ページに生産完了と表示されています。
一方、同じソニーのWebサイト上には47,300円(税込)というストア価格表示も残っています。
この47,300円という表示だけを見て、「XM4は公式で新品を47,300円で普通に購入できる」と判断しないよう注意してください。
生産完了品なので、実際に購入できる新品の在庫や価格は販売店によって異なる可能性があります。
仮にサイト上の47,300円とXM5の56,100円だけを差し引くと8,800円の差になりますが、この金額が実際の購入時にもそのまま当てはまるとは限りません。
WH-1000XM4を検討する場合は、流通している旧在庫や中古品の価格を確認したうえで判断する必要があります。
たとえば状態の良いWH-1000XM4がXM5よりかなり安く見つかり、折りたたみ構造にも魅力を感じるなら、XM4を選ぶ合理性はあります。
反対に、新品または中古のXM4と新品XM5の価格差が小さい場合は、ノイズキャンセリングや通話性能が強化されたXM5を選ぶほうが納得しやすいでしょう。
中古品では価格だけでなく、イヤーパッドの劣化、バッテリーの状態、付属品の有無などによって実質的な価値が変わります。
ワイヤレスヘッドホンのバッテリーは消耗品なので、発売から時間が経過したモデルほど個体差も考えておきたいところです。
WH-1000XM4のコスパは固定されたものではなく、2026年現在は「XM5よりどれだけ安く、どの状態で買えるか」によって決まります。
つまり、少しでも安ければXM4という選び方ではなく、価格差と製品状態、携帯性のメリットを合わせて判断することが大切です。
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WH-1000XM5とWH-1000XM4の違いを比較した結論
WH-1000XM5とWH-1000XM4のどちらを選ぶべきかは、ノイズキャンセリングや通話性能を取るか、折りたたみ携帯性や価格を取るかで決まります。
新品購入を前提に迷っているならWH-1000XM5が選びやすく、条件の良いWH-1000XM4を安く入手できるならXM4にも十分な魅力があります。
最後に、これまで比較した違いを購入目的ごとに整理しておきましょう。
| 重視するポイント | おすすめ | 主な理由 |
|---|---|---|
| ノイズキャンセリング | WH-1000XM5 | 8個のノイズ検出用センサーと統合プロセッサーV1を搭載 |
| オンライン会議・通話 | WH-1000XM5 | ビームフォーミングマイクとAIによる音声分離を採用 |
| 音の迫力 | WH-1000XM4も候補 | 40mmドライバーを搭載し、迫力を感じやすいという評価がある |
| 音の明瞭さ・分離感 | WH-1000XM5も候補 | 明瞭さや定位を評価する実機レビューがある |
| バッグへの収納しやすさ | WH-1000XM4 | 本体を折りたためる |
| NC ON時のバッテリー | ほぼ同等 | どちらも最大30時間 |
| 短時間の急速充電 | WH-1000XM5 | USB PD条件下で3分充電・最大3時間再生に対応 |
| 新品での購入しやすさ | WH-1000XM5 | WH-1000XM4は生産完了 |
| 安さを優先 | WH-1000XM4も候補 | 中古・旧在庫をXM5より十分安く買える場合 |
ノイキャン・通話性能・新品購入を重視するならWH-1000XM5
WH-1000XM4とWH-1000XM5で迷い、特別なこだわりがないなら、2026年時点ではWH-1000XM5から検討するのが分かりやすい選び方です。
大きな理由は、ノイズキャンセリングと通話性能に世代差があり、さらに新品の販売状況もXM5のほうが把握しやすいためです。
WH-1000XM5は左右合計8個のノイズ検出用センサーを搭載し、QN1と統合プロセッサーV1によって周囲のノイズを処理します。
さらにオートNCオプティマイザーによって、装着状態や環境などに合わせてノイズキャンセリング特性を自動調整します。
電車や飛行機、カフェなどで集中したい人にとって、こうした改良は実用面で選ぶ理由になりやすいでしょう。
通話では、4つのビームフォーミングマイクとAIを利用して、話している人の声と環境ノイズを分離する仕組みが採用されています。
在宅勤務だけでなく、外出先からオンライン会議へ参加することが多い人にもXM5は候補にしやすいモデルです。
もちろんXM4にもノイズキャンセリングや通話機能は搭載されているため、XM4では実用にならないという意味ではありません。
重要なのは「XM4に機能がない」のではなく、ノイズキャンセリングと通話処理の仕組みがXM5で強化されているという違いです。
また、NC ON時のバッテリーは両モデルとも最大30時間で、SBC・AAC・LDACやマルチポイントにもどちらも対応しています。
つまり、基本機能の多くはXM4でも利用できる一方、体感差につながりやすい部分をXM5が強化していると考えると整理しやすいです。
価格差が許容範囲で、新品購入・ノイズキャンセリング・通話品質を重視するならWH-1000XM5を選ぶのが基本線です。
折りたたみ携帯性と安さを重視するならWH-1000XM4
WH-1000XM4を選ぶ大きな理由になるのが、本体をコンパクトに折りたためることです。
WH-1000XM5は約250g、WH-1000XM4は約254gなので、本体重量だけならXM5が約4g軽くなっています。
しかし旅行や出張でバッグへ収納する場面では、わずかな重量差より折りたためるかどうかが使い勝手を左右する場合があります。
そのため、ヘッドホンを毎日のようにバッグへ入れて持ち歩く人なら、XM4の収納方法に魅力を感じる可能性があります。
価格については、WH-1000XM4が生産完了品であるため、単純に公式サイト上の表示価格だけでXM5と比べることはできません。
2026年8月9日の調査ではソニーサイト上にXM4の47,300円という価格表示が残っていましたが、生産完了と案内されているため、実際の在庫や販売価格は購入先ごとに確認する必要があります。
中古や旧在庫でXM4がXM5より大幅に安ければ、多少の性能差より購入価格を優先したい人にとって魅力的な選択肢になります。
反対に、XM4とXM5の実際の購入価格がほとんど変わらないなら、ノイズキャンセリングや通話性能が強化されたXM5を選ぶメリットが大きくなります。
XM4のコストパフォーマンスは、XM4という機種だけで決まるのではなく、その時点でいくらで購入できるかによって変わります。
中古のWH-1000XM4を選ぶ場合は、価格だけでなくバッテリーやイヤーパッドの状態、付属品なども確認しておきましょう。
小さく折りたたんで持ち運びたい人や、状態の良いXM4をXM5より十分安く購入できる人なら、WH-1000XM4を選ぶ価値は残っています。
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